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長門市は「オーガニックビレッジ」を宣言しました
2023年3月30日(木曜日)ラポールゆやで、江原市長が「オーガニックビレッジ」を宣言しました。
長門市では、農業が抱える様々な課題に対して、政策を立案していくため、「長門市未来農業創造協議会」を令和3年に設立するとともに、スマート農業・担い手育成・販路拡大の3つの部門を設置し、さらに今年度新たに、有機農業等推進専門部会を設けて、各方面からご意見をいただきながら協議を重ねてきました。
国においても令和3年5月に「みどりの食料システム戦略」を策定し、2050年までに目指す取組として、化学農薬及び化学肥料の使用量の低減と有機農業による耕地面積の拡大が示されております。
市内におきましても、有機栽培だけではなく、完全無農薬での自然栽培や、農薬や化学肥料を低減した特別栽培など、多様な農業の取組みが展開されており、あらゆるカテゴリーでの支援が必要であると考えております。
そこで、有機農業等の現状や課題を明らかにした上で、有機農業等に関する受入体制の整備や農業者の定着から拡大に向けた支援、消費者の農産物に対する安全・安心等のニーズや環境問題への関心の高まりに応え、環境負荷低減につながる取組みの推進を図るため、「長門市有機農業実施計画」を策定しました。
そして、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず、事業者や地域内外の住民を巻き込んで、農業を成長産業にすることを目的として、中国地方の自治体では初めて、オーガニックビレッジ宣言をしました。
「オーガニックビレッジ」を宣言する江原市長