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棚田関連

ページID:0032028 更新日:2022年2月16日更新 印刷ページ表示

棚田について

 棚田は傾斜地に階段状をなし、畦畔をつけて開かれた小区画の水田全般をいいますが、一般的には傾斜が20分の1以上(※)である水田が棚田として認知されています。日本にある約250万ヘクタールの水田のうち約22万ヘクタール(約8%)が棚田だといわれています。

※傾斜20分の1とは、水平方向に20m進んだとき、1m高くなる傾斜のことを言います。

棚田の機能について 

 棚田は、私たちが生きていくのに必要な米などの生産の場として重要な役割を果たしています。

 しかし、それだけではありません。棚田で農業が継続して行われることにより、私たちの生活に色々な『めぐみ』をもたらしています。このめぐみを「多面的機能」と呼んでいます。

 多面的機能とは、「国土の保全、水源の涵養(かんよう)、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承等、農業生産活動が行われることにより生ずる、食料その他の農産物の供給の機能以外の多面にわたる機能」のことをいいます。

棚田カードについて

 棚田は、国土の保全、水源かん養などの多⾯的機能を有する国民共有の財産です。しかし、厳しい耕作条件等を背景に棚田の保全が難しくなってきています。このような棚田地域を応援したいという想いから、農林水産省が、各都道府県の担当者に呼びかけ、平成30年秋に棚田カードプロジェクトチームを立ち上げました。このプロジェクトチームで検討を重ね、棚田地域を盛り上げ、活性化させる⼿段として、全国の棚田を広く紹介する棚田カードが作成されました。

 この棚田カードには、棚田を御存知の方はもちろん、棚田を知らない方、馴染みのない方にも棚田の魅力を「行って」「見て」「知って」もらいたい、そして、棚田を含む地域活性化に役立ってほしいという想いを込められています。

 カードの表面は、四季折々の美しい棚田の写真で棚田の魅力を前面に押し出し、裏面には、棚田の枚数(面積)や傾斜、作付け品種などの情報、棚田の歴史などを掲載しています。

 カードの配布方法は地域によって異なりますので詳細についてはこちらのサイトで確認してください。

農林水産省Webサイト「棚田に恋」<外部リンク>

 棚田カードの配布に併せて、棚田まで足を運んでもらいやすいように、棚⽥周辺の情報や棚田までのアクセス、訪問マナーなどを掲載した旅⾏ガイドのような「棚⽥めぐりガイド」と、今回作成した棚⽥カードの地域⼀覧などを掲載した「棚田めぐりマップ」も作成されています。

 長門市では、第1弾として、山口県では唯一日本の棚田百選に選定されている「東後畑の棚田」の棚田カードが令和元年7月19日から配布開始され、第2弾として、全国でも珍しい棚田での水田放牧に取組んでいる「本郷の棚田」の棚田カードが令和2年7月20日から配布開始となりました。

市内の棚田地域について

 長門市内には、「日本の棚田百選」に認定された「東後畑の棚田」や第25回全国棚田(千枚田)サミットの現地視察地となった「本郷の棚田」、そして、「やまぐちの棚田20選」に認定された「青海の棚田」・「中ノ森の棚田」等、棚田が市内に広がっており、美しい景観で多くの方を魅了しています。

そのような棚田の魅力をより多くの方に知っていただくため、棚田のプロモーション動画を制作しました。

棚田PR動画<外部リンク>PRdouga <外部リンク>
▲棚田プロモーション動画(短編)        ▲棚田プロモーション動画(長編)

 

※「東後畑の棚田」までの行き方は、以下サイトをご覧ください。(ながと観光なび「ななび」<外部リンク>

市内の棚田で生産される農産物について

 長門市内の棚田地域で生産される棚田米など農産品(農産加工品)の情報をまとめたパンフレットを作成しました。

第25回全国棚田(千枚田)サミットについて

 令和元年10月14日(日曜日)から15日(月曜日)にかけて、第25回全国棚田(千枚田)サミットが中国地方で初めて長門市で開催され、約600名の農業者や自治体関係者が参集し今後の棚田保全の在り方等について意見交換されました。

棚田住民意識調査について

 本市の棚田地域における地域住民の意識を客観的に把握・分析することにより、本市の棚田地域の振興策検討の一助とすることを目的に、令和2年5月に地元住民500人を対象に意識調査を実施しました。

長門市指定棚田地域振興協議会について

 長門市のかけがえのない財産である棚田を次世代へ継承し、棚田地域の活性化を図ることを目的に、令和2年7月13日に長門市指定棚田地域振興協議会が設立されました。

   この協議会において、市内の棚田地域の振興策を議論すると共に、美しい景観の保全に努めていきます。

つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)の選定について

 「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(外部サイトへリンク)」<外部リンク>は令和元年に棚田地域振興法が施行されたことを受け、「日本の棚田百選(平成11年認定)」に続く全国の優良な棚田を農林水産大臣が改めて認定する取組であり、この度、長門市から2つの棚田(東後畑・本郷)が選ばれました。

関連団体

全国棚⽥(千枚⽥)連絡協議会<外部リンク>

NPO法⼈棚⽥ネットワーク<外部リンク> 

山口県農村整備課<外部リンク> 

問い合わせ先

〒759-4192 長門市東深川1339番地2

長門市 経済観光部 農林水産課 農業振興班

Tel:0837-23-1139 Fax:0837-22-8458

 

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