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ジェネリック医薬品、リフィル処方箋、バイオ後続品をご存知ですか

ページID:0045782 更新日:2025年3月25日更新 印刷ページ表示

後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは

先発医薬品(新しく開発された薬)の特許期間(20から25年)終了後に、開発メーカーとは別の製薬会社から製造販売される同じ成分の薬を、後発医薬品(ジェネリック医薬品)と呼んでいます。先発医薬品と同じように、後発医薬品も厚生労働省の承認検査を受けて、品質、有効性、安全性が確認されています。

また、後発医薬品は研究開発費が少なくなっています。このことから、先発医薬品に比べて値段が安くなることが多く、その普及は患者の経済的負担を減らし、医療保険財政の改善につながります。

ジェネリック医薬品希望シール

資格確認書や資格情報のお知らせを送付するときにシールを同封しています。また、希望者には窓口でお渡ししています。お薬手帳に貼るなどしてご活用ください。

リフィル処方箋とは

 通常の処方箋は医師が決めた日数分の薬を一度だけ受け取ることができるものですが、リフィル処方箋では、定められた期間内・回数内であれば、同じ処方箋を用いて医師の診察をせずに、薬局で繰り返し薬を受け取ることができます。

リフィル処方箋の特徴

  • リフィル処方箋の対象となるのは、症状が安定していて、医師にリフィルによる処方が可能と判断された患者の方です。
  • リフィル処方箋の総使用回数の上限は3回です。
  • リフィル処方箋が処方された場合、処方箋の「リフィル可」欄にチェックが入ります。
  • 国の規制により、対象となる薬剤が限定されています。投与量に制限がある薬(新薬や向精神薬など)や湿布薬など一部の薬はリフィル処方箋の対象外となります。その他、副作用の疑いがある場合や服薬状況を薬剤師が把握できない場合は、リフィル処方箋の中止や中断をする場合もあります。
  • リフィル処方箋の発行には医師の判断が必要ですので、かかりつけの医師とよくご相談ください。

バイオ後続品(バイオシミラー)とは

バイオ後続品(バイオシミラー)とは、バイオ医薬品の特許が切れた後に、ほかの製薬会社から発売される薬で、特許が切れた薬と同じように使うことができます。バイオシミラーは、先行バイオ医薬品と同等、同質の品質、安全性、有用性を有する医薬品です。

バイオシミラーは、効果や安全性はそのままで、お財布にやさしいバイオ医薬品です。バイオシミラーは原則として、特許が切れたバイオ医薬品の70%のお値段になります。そのため、患者の経済的負担を減らし、医療保険財政の改善につながります。

バイオ医薬品とは

バイオ医薬品は、バイオテクノロジーを応用して生産されたタンパク質を有効成分とする医薬品です。

バイオ医薬品やバイオ後続品(バイオシミラー)が使われている病気の例

がん、糖尿病、関節リウマチ、腎性貧血、低身長、クローン病、潰瘍性大腸炎、加齢黄斑変性など

関連リンク

厚生労働省「後発医薬品(ジェネリック医薬品)及びバイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進について」<外部リンク>