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長門湯本温泉観光まちづくり計画に基づき、将来の魅力的な温泉街形成を見据えた初めての取り組みとなる社会実験が、9月16日(土曜日)から湯本温泉街一帯で予定されていますが、その取り組みの一つである夜間景観の演出のための提灯の取り付けが、9月8日(金曜日)、湯本まちづくり協議会のメンバーら住民の手により始まりました。
9月16日(土曜日)から始まる社会実験「長門湯本みらいプロジェクト」では、川床の設置による河川空間の活用や空間活用による居心地の良い休憩場所や飲食・体験イベントの実施、夜にそぞろ歩きしたくなる雰囲気のための夜間景観の演出などが予定されています。この夜間景観の演出のために音信川と温泉をモチーフに長門湯本をデザインした「湯本提灯」が製作され、湯本地区の民家や店舗、旅館33戸に約50個の「湯本提灯」が設置されることとなりました。
この日は湯本まちづくり協議会のメンバーらが設置に協力する民家や旅館など5か所を訪れ、「湯本提灯」を設置。タイマーで明かりが灯ったり消えたりするタイプと、光を自動感知して灯るタイプの2種類の提灯を取り付けていました。16日の社会実験までに今後も随時各戸で取り付け作業を行う予定です。
湯本まちづくり協議会の荒川武美会長は「地元の人の手でやることが大事。まちづくりに前向きに取り組んでいきたい」と抱負を語っていました。
社会実験「長門湯本みらいプロジェクト」は9月16日(土曜日)から10月9日(月曜日)の間、実施されます。