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よくある質問
採用試験に関すること
勤務体制に関すること
火災に関すること
救急に関すること
消防車に関すること
救急車に関すること
火災予防に関すること
その他
採用試験に関すること
Q 長門消防の採用試験にはどのような科目があるのですか?
A 一次試験には、一般教養、適性検査、論文といった筆記試験に加え、腹筋、懸垂などの体力検査があります。二次試験は面接試験です。
Q 長門消防の採用試験は女性でも受験できますか?
A もちろん受験できます。
Q 毎年、何人くらい募集しているのですか?
A 職員の定員が決まっているため、基本的には、その年の退職者と同じ人数の募集となります。したがって、退職者のいない年は募集しません。募集する場合は例年、7月~8月ごろに募集を開始しますので、当ホームページや市広報紙などで確認してください。
Q 受験資格はどのようなものですか?
A 年齢や学歴等で決められています。毎年、募集時期になると当ホームページや長門市ホームページ、長門市広報誌等でお知らせします。
Q 採用試験の過去の問題を知りたいのですが、書店で売っていますか?
A 消防職員採用試験だけの過去問題集というのは、販売されていないようですが、「公務員採用試験問題集」といった類は販売されているので参考になるかもしれません。
勤務体制に関すること
Q 採用試験に合格すると、すぐに勤務できるのですか?
A 採用試験に合格すると、約半年間、初任科学生として山口市の消防学校に入校し消防の基礎を学びます。消防学校を無事卒業後、長門市消防本部で勤務します。
Q 転勤はあるのですか?
A 長門市消防本部では、長門地区にある中央消防署と油谷地区にある西消防署しかありませんので、転勤といっても長門から油谷への転勤、またはその反対の繰り返しです。
Q 夜勤があるようですが、詳しく教えてください。
A 消防署には2種類の勤務形態があり、1つは「毎日勤務」と言われる月~金、8時30分~17時15分までの勤務です。もうひとつは「交代制勤務」と言われ、8時30分から翌日の朝8時30分まで24時間勤務し、次の日の8時30分までが非番となります。
基本的に、総務課、警防課、予防課等がある「消防本部」は、毎日勤務で、現場活動を担当する「消防署」は「交代制勤務」となります。したがって、「消防署」に配属となった場合は必ず夜勤を含んだ24時間勤務となります。
Q 救急救命士で採用されても火事に出るのですか?
A 大規模な消防では、消防隊と救急隊がそれぞれ専属となっているところもありますが、長門市消防本部では、救急隊も火災時には出動します。
Q 消防学校では、女性も男性も同じ訓練をするのですか?
A 消防は、体力を必要とする仕事ですが、女性でも特別扱いされることなく男性とまったく同じ訓練をすることになります。ただし、風呂や寝室は男性とは別になるよう配慮されます。
Q 救急救命士で採用されても消防学校に入るのですか?
A 採用されたときに救急救命士の資格を持っていたとしても、例外なく半年間の初任科教育を受けることになります。
Q 消防学校はどんなところですか。
A 消防学校は全寮制で、月曜日から金曜日まで泊まり込みで勉強や訓練を行います。毎週金曜日の夕方には自宅に帰れます。
基本的には、午前中は座学、午後は訓練になります。
火災に関すること
Q 火事の時に市役所や各支所から吹鳴されるサイレンに種類はあるのですか?
A 火災時に吹鳴されるサイレンは、3秒~5秒の短いサイレンの繰り返しは建物火災、10秒の比較的長いサイレンの繰り返しは山火事、60秒のサイレン1回は鎮火と決まっています。これは消防法をもとに地域防災計画で規定されています。
Q 火事の場所を知るにはどこに問い合わせればいいのですか?
A 火災が発生すると、すぐに「○○で火災です」といったテレホンサービス(22-1414)が開始されますので、そちらに電話してください。また、ほっちゃTVで火災発生のテロップも流れるようになっています。火災を知らせるサイレンが鳴るとすぐに119や加入電話が次から次に鳴り出し、そのほとんどが「火事はどこですか?」といったものです。火災時は受付通信員は非常に忙しくなるため、必ずテレホンサービス(22-1414)またはテレビで確認してください。
救急に関すること
Q 救急救命士になるにはどうしたらいいですか?
A 救急救命士になるには、大きく分けて3つの方法があります。
- 専門学校(2年~3年)に進学し、国家試験を受ける。
- 救急救命士学科のある大学に進学し、国家試験を受ける。
- 消防署等の機関に就職し、その後、職員専門の学校に入校し、国家試験を受ける。
現在、救急救命士が活躍できる職場としては、消防署や病院の他に、自衛隊や海上保安部等があります。
Q 採用後、希望すれば救急救命士になれますか?
A 将来的に救命士の人数が不足してくれば可能性はありますが、長門消防では、最近、救急救命士の資格を取得してから採用されるケースが増えていますので、現実的には難しいです。
消防車に関すること
Q 救急車や消防車に速度制限はあるのですか?
A 緊急車両にも「制限速度」はあります。ただし、一般車両と違い、緊急車両は高速道路で100キロ、一般道路では80キロまでスピードが出せると規定されています。
Q 消防車にはどのくらい水が入っているのですか?
A 長門消防の消防車では、ながと10号車に1.55トン、ながと1号車に0.8トン、ながと11号車に0.7トン、ながと3号車に0.6トンの水を積載しています。
Q 消防車と救助工作車のサイレンの音が同じなので間違えやすいのですが
A 火災に出動する消防車は、ウーウーという音と同時にカンカンという警鐘の音がしますが、交通事故などで出動する救助工作車や、救急隊の補助のために出動した消防車はウーウーというサイレン音だけです。
Q なぜ消防車は赤いのですか?
A 外国から輸入した消防車が赤であったことから、その後も同じ色が使われるようになったといわれています。一般的には赤と呼ばれていますが道路運送車両法では緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色と定められています。
Q 消防車や救急車は誰でも運転できるのですか?
A 消防車や救急車は、その車を使って消防活動を行うのですから、自動車と積載機材の操作を訓練された人でそれらを熟知したものに機関員という資格を与え、その人たちだけが運転ができます。
救急車に関すること
Q 救急車や消防車を呼ぶとお金がいるのですか?
A 救急車で病院に搬送した後、「いくらですか?」と聞かれることがありますが、救急車も消防車も無料です。お金は要りません。
Q 高規格救急車とは何ですか?
A 高規格救急車とは、救急救命士が同乗し、病院の医師の指示のもとで、心肺停止状態の患者に対して特定行為を行うための資器材を備えた救急車です。長門市消防本部には長門4号車(中央消防署)と長門12号車(中央消防署)と長門5号車(西消防署)という3台の高規格救急車が配備されています。
Q 救急車のサイレンを鳴らさないで来てほしいのですが
A 救急車を呼ぶときに「サイレンを鳴らさないで来てください」と言われることがありますが、救急車は道路交通法により、一般車両より優先して走行できる「緊急車両」として認められており、その緊急車両の条件は「赤色警光灯を点灯させ、サイレンを吹鳴する」となっています。したがって、サイレンを鳴らさなければ「緊急車両」ではなく、一般車両となり、前の車を追い越すこともできませんし、赤信号もきちんと守らなければならず、到着が遅れてしまいます。救急車を呼んだということは「一刻も早く来てほしい」はずであり、患者も「一刻も早く病院へ連れて行ってほしい」はずです。
自分の家が燃えているときに「消防車のサイレンを鳴らさないで来てください」と言う人はいないですよね?救急車も、消防車と同じく「緊急車両」であるということをご理解ください。
Q 一般の車よりゆっくり走る救急車がいますが、なぜですか?
A 患者を乗せた救急車は、常に患者の状態を最優先に考慮しながら走行しています。「揺れてもいいから一刻も早く病院へ」という時はスピードを出しますが、「少しくらい病院到着が遅れても、患者を揺らさないほうが重要」と救急隊が判断した時はスピードを落とし、なるべく振動がないように走行します。
Q 救急車や消防車が接近してきたときは、どのように道を譲ればよいですか?
A 直線道路では車間距離をとるため、「まだ救急車は接近していない」と思われるためか、なかなか道を譲ってもらえないことがありますが、カーブにさしかかると、車間距離が接近するため「救急車が来た」と思われるのか、比較的よく道を譲ってもらえます。しかし、カーブでの追い越しは前方が見えづらいため非常に危険なのです。できれば、見通しのよい場所で譲ってもらえれば助かります。
火災予防に関すること
Q 住宅用火災警報器は交換が必要なのですか?
A 機器の寿命は、10年です。「まだ動くから」と考えず、「そろそろ寿命かも」と考え、早め早めの交換を心がけましょう。また、機種によっては、3年から5年で電池交換が必要となるものがあります。
Q どうして火災警報器の設置が義務になったのですか?
A 火災による死者は、火災の発見の遅れによる逃げ遅れがほとんどです。特に夜は火災に気付くことなく亡くなられる方も多いでしょう。したがって、火災の発生をいち早く知らせ、逃げ遅れによる死者を減らすために火災警報器が義務となりました。
Q 住宅用火災警報器は家のどこに設置したらいいのですか?
A 長門市の火災予防条例では、「寝室」と、「寝室に続く階段」と決められています。したがって、家族全員が1階の寝室に寝ていれば火災警報器は1個でいいですが、1階と2階に分かれて寝ていれば、階段と、それぞれの寝室に必要となります。
その他
Q 仮眠をとる時は何を着て寝るのですか?
A いつ何があっても対応出来るように昼間と同じように活動服を着ています。
Q なぜ消防署は119番なのですか?
A 1926年(大正15年)に電話が自動交換式に移行した時は、ダイヤル時間が短いので「112」だったのですが、かけ間違いが多かったため1927年(昭和2年)に「119」番となりました。ちなみにアメリカでは「911」、ジャマイカでは「110」、ドイツでは「112」、オーストラリアでは「000」となっています。