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伝染性紅斑(りんご病)特に妊婦さんは気をつけましょう

ページID:0057341 更新日:2025年1月15日更新 印刷ページ表示

伝染性紅斑(りんご病)は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。

冬から春、夏にかけて流行します。

5~9歳での発生が最も多く、お子さんに感染するものと思われがちですが、大人にも感染します。

特に妊婦さんは注意が必要です。

妊婦さんが感染した場合、おなかの赤ちゃんにも感染し、胎児水腫や流産のリスクが生じる可能性があります。

 

例年と比較して、今年は伝染性紅斑に感染する人が増えています。

今後も流行が続くことが予想されますので、十分注意しましょう。

症状

約10~20日の潜伏期間の後、微熱やかぜの症状がみられ、その後、両頬に蝶の羽のような赤い発疹が現れます。

続いて体や手、足に網目状の発疹が広がります。これらの発疹は1週間程度で消失しますが、中には長引いたり、再び出現することがあります。成人では関節痛を伴う関節炎や頭痛などの症状が出ることもあります。

感染経路

・咳やくしゃみなどのしぶきを吸い込むことによる飛沫感染

・感染者と接触することによる接触感染

多くの場合、頬に発疹が出現する7~10日前に微熱やかぜのような症状がみられ、この時期に最も感染力があります。

発疹が現れた時には感染力はほとんど消失しています。

治療方法

基本的には軽い症状の病気のため、経過観察を含め、症状に応じた治療になります。

予防方法

基本的な感染予防対策を行いましょう。

・こまめな手洗い

マスクの着用

咳エチケット(咳やくしゃみをする時に口と鼻をハンカチなどでおおう)

妊娠中または妊娠の可能性がある方へ

伝染性紅斑の家族がいる場合や、子どもと接する機会が多い方は特に注意が必要です。

かぜ症状のある方との接触をできるだけ避けましょう。

熱や倦怠感が出現した後に発疹が出るなど伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。

また、感染しても症状がない場合もあるため、周囲に伝染性紅斑の人がいる場合は、妊婦健診の際に医師に伝えてください。

関連情報

・山口県感染症情報センター https://kanpoken.pref.yamaguchi.lg.jp/jyoho/<外部リンク>

・国立感染症研究所/伝染性紅斑とは https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennoヘクタールnashi/443-5th-disease.html<外部リンク>