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妊娠中にとりたい栄養

ページID:0044402 更新日:2023年2月27日更新 印刷ページ表示

鉄分

推奨量

18~49歳:初期9.0mg、中期・後期16.0mg

はたらき

妊娠が進むにつれ、必要となる血液量が増えるため、鉄欠乏性貧血になりやすくなります。出産時の異常出血等の予防のため、また産後の体力回復や母乳分泌のためにも鉄分の多い食品をしっかりと摂取しましょう。

多く含む食品

卵、あさり、レバー、赤身牛肉、大豆製品、ほうれん草、ひじきなど

吸収をよくするために

鉄分は、体内に吸収されにくいので、ビタミンCやたんぱく質の多い食品と一緒にとりましょう。

カルシウム

推奨量

650mg

はたらき

赤ちゃんの骨や歯の成長に必要な栄養素。妊娠中の血圧を下げる効果もありますので、妊娠高血圧症候群の予防にもなります。

多く含む食品

牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、豆腐などの大豆製品、小魚や緑黄色野菜など。とりわけ乳製品は吸収のよいカルシウム源です。

吸収をよくするために

きのこ類やサケ、サンマなどに多く含まれるビタミンDと一緒にとりましょう。

葉酸

推奨量

480μg

はたらき

胎児の神経系、脳の発達に大切な働きをするだけでなく、貧血予防にも必要です。特に妊娠12週までは、不足しないよう積極的にとりましょう。食事だけでは十分な量の摂取が難しいため、吸収率の高いサプリメントでの摂取が勧められています。

※サプリメントでの摂取の推奨量は400μg/日まで

多く含む食品

ほうれん草、ブロッコリー、枝豆、いちご、納豆など

ビタミンC

推奨量

110mg

はたらき

免疫力を高め、ストレスを緩和する効果があります。鉄分の吸収をよくする働きもあります。

多く含む食品

レモン、いちご、ピーマン、じゃがいも、ブロッコリー、さつまいもなど

 

※推奨量は「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」より引用