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予防接種
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、例えば百日せきでは生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど自然に失われていきます。
そのため、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
詳細は(令和6年度)予防接種の受け方 [PDFファイル/622KB]をご覧ください。
予防接種を受けるまえにご確認ください
当日医療機関にお持ちいただくもの
母子健康手帳
接種料金
無料(ただし、定期の接種期間を過ぎると有料となります)
予防接種を受けに行く前の一般的注意
予防接種は体調のよい時に受けるのが原則です。日ごろから保護者の方はお子さんの体質、体調など健康状態によく気を配ってください。そして気にかかることがあれば、あらかじめかかりつけ医や長門市保健センターに相談してください。
当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、ふだんと変わったところのないことを確認するようにしましょう。
母子健康手帳は必ず持っていきましょう。
予診票は、接種する医師への大切な情報です。責任をもって記入するようにしましょう。
予防接種を受けるお子さんの日ごろの健康状態をよく知っている保護者の方が連れて行きましょう。
なお、予防接種の効果や副反応などについて理解した上で、接種に同意したときに限り、接種が行われます。
予防接種を受けることができない人
- 明らかに発熱(通常37.5℃以上をいいます)をしている人
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
急性で重症な病気で薬を飲む必要のあるお子さんは、その後の病気の変化もわからないことから、その日は接種を受けないのが原則です。 - その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことが明らかな人
アナフィラキシー」というのは通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、はきけ、嘔吐、声が出にくい、息が苦しいなどの症状に続きショック状態になるような、はげしい全身反応のことです。 - BCG接種の場合においては、予防接種、外傷などによるケロイドが認められる人
- 予防接種を受けようとする病気に既にかかったことがある人、または、現在かかっている人
- その他、医師が不適当な状態と判断した場合
上の1~5に当てはまらなくても医師が接種不適当と判断した時は、予防接種を受けることができません。
予防接種を受けた後の一般的注意事項
- 予防接種を受けたあと30分程度は、医療機関(施設)でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応が、この間におこることがあります。
- 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
- (生ワクチン、麻しん風しん混合、麻しん、風しん、BCG、水痘 不活化ワクチン:ポリオ、四種混合、二種混合、日本脳炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん、B型肝炎)
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
- 当日は、はげしい運動はさけましょう。
- 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診断を受けましょう。
問い合わせ
健康増進課(長門市保健センター) Tel 0837-23-1132