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矢崎節夫館長コラム「四月」2025年4月1日

ページID:0058820 更新日:2025年4月1日更新 印刷用ページを表示する

四月

新しい御本、
新しい鞄に。

新しい葉っぱ、
新しい枝に。

新しいお日さま、
新しい空に。

新しい四月、
うれしい四月。

「金子みすゞ童謡全集」JULA出版局

 『四月』の中で“新しい四月、/うれしい四月。”とみすゞさんが歌った四月です。
 仙崎につばめが帰ってくる月でもあります。
 記念館の斜め向かいのお宅には、入口に細長いつばめの出入口がつくってあって、住んでる方のやさしさが伝わってきます。みすゞさんはその様子を自分の部屋から眺めていたようで、作文や作品につばめがでてきます。
 記念館の本館に入る通路にも、たくさんのつばめが巣をつくり、子育てをします。巣からの落としもので、お客さまや通路が汚れないように、巣の下にフン受けを付けていますが、ただ鳥は飛ぶ時に自分の身を軽くしておくために、飛びながらもフンを落とすそうですので、どうぞご注意をお願いいたします。
 今年はフン受けに、かわいい絵を館の女性が描いてくれているので、楽しいフン囲気も生みだしてくれています。
 王司山も桜でうっすらと桜色にそまります。よい季節、どうぞ記念館におでかけください。


​令和7年4月1日

金子みすゞ記念館 館長 矢崎 節夫

 

 

 


記念館職員の日記