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10月14日(水曜日)、赤崎神社楽桟敷で桟敷集会が行われ、深川小学校の児童全501名が参加しました。
今年で23回目の開催となる桟敷集会は、国指定重要有形民俗文化財である赤崎神社楽桟敷で歌を歌ったり、自分たちの思いを表現するなかで、お互いの表現の良さに気付くことができるようにすることや自然の傾斜を巧みに生かし、音響を考えて作られた楽桟敷にふれることで、先人の思いや野外劇場の素晴らしさを体感することを目的に開催されています。
集会でははじめに児童代表が、今年のテーマが「とどけよう!わたしたちの思いを」であることを紹介し、その後、全校児童で「ビリーブ」を合唱しました。また、楽桟敷は当時流行した病気の治癒を願って400年前に作られたもので、おまつりで踊りをささげるうちに明治時代に現在のすりばち状の劇場になったことへの説明がありました。
今年は新型コロナウイルス感染症対策として、3学年ずつが発表を行う2部制で開催されました。
続いて学年ごとに発表があり、第1部では、1年生は「深川ルーキーズ~リズムで心を一つに!~」、3年生は「とどけよう 3年生のパワーを!!」、6年生は「あつまれ、赤崎の森」を披露しました。また、第2部では、2年生は「ヒューン ドン!秋祭り」、4年生は「ふれあいを広げよう~365日の紙飛行機~」、5年生は「仲間を信じて~90人の心を一つに」を発表しました。
最後に深川小学校の大塚準校長から「新型コロナウイルス感染症はまだ終息していませんが、このように桟敷集会を開催できたことをうれしく思います。深川小学校は「思いを伝え合う子」を目標にしています。みなさんしっかりと自信をもって思いを伝え合うことができていました。」と講評を述べました。