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2月3日(月曜日)、「学校給食・くじら交流の日」にちなみ、市内13の小中学校と下関市の77の小中学校と幼稚園でくじら肉が提供されました。
今年で8回目となる「学校給食・くじら交流の日」は、古式捕鯨のまちである長門市と近代捕鯨のまちである下関市の市民一体感醸成や伝統のくじら食文化の普及啓発を目的に、両市の学校給食でくじら肉を提供するものです。
この日、向津具小学校では、松浦正彦教育長やくじら資料館の早川義勝館長らが出席。はじめに、松浦正彦教育長が「今回で8回目となるくじら給食。昔から長門市でくじらをとって食べていたが、今現在はとってはいません。しかし、鯨唄など伝統が残っており、この給食をきっかけにくじらについて勉強してもらえれば。節分の日に大きなものを食べると1年幸せに過ごせるともいわれていますので、くじらを食べて、1年幸せに過ごしましょう」とあいさつ。その後、くじら資料館の早川館長が、くじらの種類や何を食べて生きているかなどの特徴などを説明した後、鯨唄を披露しました。
児童は給食が始まると、おいしそうにくじら肉を食べ、4年生の男子児童は「くじら肉のコリコリとした食感が好き。また、くじら肉を食べたい」と感想を話しました。
この日の献立は下記のとおりです。
・長門市 「くじらの竜田揚げ」「のっぺい汁」「わかめの酢の物」「節分豆」「ご飯」「牛乳」
・下関市 「くじらの竜田揚げ」「けんちん汁」「赤しそあえ」「節分豆」「ご飯」「牛乳」