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5月13日(月曜日)、梅雨の前にため池災害の未然防止を図るため山口県地域防災計画で指定されている長門市内の危険ため池の点検パトロールが行われました。危険ため池とは、決壊した場合に人命や人家、公共施設に影響を及ぼす恐れがあるもので、長門市内に30カ所あります。
はじめに向津具にある泉3ため池で、県や市など行政関係者、ため池管理者などが参加してため池のパトロールが行われました。県や市などの関係者が堤体や洪水吐、取水口、底樋などの状況を点検する一方、管理者に対しての避難場所や非常時の連絡先など聞き取り調査を行い、その後、点検結果を県の担当者が管理者に指導しました。
今年度は「危険ため池」および「老朽化が確認されているため池」について、5月13日(月)から16日(木)の間で実施します。
≪参考≫
「危険ため池」(山口県地域防災計画」に位置付ける重要水防箇所)
老朽化したため池であって、次のいずれかの1つ以上に該当し、早期に補強などを必要とするもので、ため池が決壊した場合、人家1戸以上または重要な公共施設に直接被害が及ぶ恐れがあるもの。