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山陰道の早期実現を

ページID:0022687 更新日:2018年5月29日更新 印刷ページ表示
山陰道の早期実現を目指す総会に関係者ら約50人が出席

山陰道の早期実現を目指す総会に関係者ら約50人が出席
「着実に早く進めるために中央要望など全力で取り組みたい」と大西市長
「両市の観光資源を生かすため、一帯の周遊ルートの整備が必要」と下関市の前田市長
山陰道の整備状況について、現在の進捗状況が説明された

 5月29日(火曜日)、、山陰道の早期事業着手、早期実現を目指し官民一体となって取り組んでいく「山口県山陰自動車道長門・下関建設促進期成同盟会」の総会がルネッサながとで開催され、両市の関係者ら約50人が出席しました。

 総会では期成同盟会会長の大西市長が「皆さんの尽力により事業が確実に前進しています。下関市と長門市は両市長のトップ会談をきっかけに道の駅での連携など九州より人を呼び込むための取組を進めています。この山陰道を着実に進めていくことが重要で、今年も中央への要望活動など全力で取り組んでいきます」とあいさつ。また、副会長の前田下関市長は「長門市・下関市には元乃隅稲成神社や角島大橋、道の駅と素晴らしい観光資源に恵まれており、この一帯の周遊ルートを整備して九州や広島県からお客を招いて活性化につなげていくことが必要です。救急医療の命の道ととしても大切であり、豊田・小月間も含め着実な進捗を目指し、取り組みたい」とあいさつしました。

 議事では平成29年度事業の経過報告や平成30年度事業計画案、予算案の審議が行われ、承認されました。総会後には国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所の廣川署長が「山陰道の整備状況について」と題し、現在の進捗状況について説明を行いました。

 長門・俵山道路は平成20年度に事業着手し、平成26年度から工事着手。区間内に3つのトンネルがあり、第2・第3トンネルは開通。第1トンネルについても今年度の開通が予定されています。平成30年3月末時点で事業費ベースで83%の進捗状況となっており、今年度は大寧寺第1・第3トンネルおよび柿木原第1・第2橋の橋梁上部工事や全線の舗装、トンネル設備工事に着手され、平成31年度の供用開始が予定されています。

 また、俵山・豊田道路は平成28年度に事業着手し、今年度は詳細設計や用地買収の着手が予定。三隅・長門間についても計画段階評価に着手され、地域と道路の現状と課題などを整理し、第1回目の意見聴取に向けた取組が予定されています。