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5月14日(月曜日)、平成30年春の叙勲の受章者が、市長へ受賞の報告を行いました。
市長室を訪れたのは瑞宝単光章を受章した元長門市消防団三隅方面隊長の西村良一さんと、瑞宝双光章を受章した元長門市消防本部消防長の大林育美さんです。報告を受けた大西市長は「消防団員、消防職員として多大な貢献をしていただいた。受章を心からお祝いします。これからも健康に留意され、後輩のよき見本となり、消防発展のために活躍していただきたい」とお祝いの言葉を述べました。
瑞宝単光章を受章した西村さんは「身に余る光栄で、家族をはじめ皆さんのおかげです。最初消防団に入ったときは火の消し方もわからなかったが、徐々に慣れ、バルブの閉め方など後輩へ指導も行ってきた」と感想を述べ、瑞宝双光章を受章した大林さんは「受章を聞いて大変びっくりした。感謝したい。市民の生命財産を守ることを心構えとして消防業務に携わってきました。今後も少しでも何かの支えになれるよう頑張りたい」と述べました。
それぞれの功績は次の通り
瑞宝単光章 西村良一さん(元長門市消防団三隅方面隊長(副団長格))
昭和48年1月、三隅町消防団員を拝命して以来、信望厚く団員の模範としてよく活動し、分団の統率と発展のため物心両面に亘り細心の注意を怠らず、消防団の意識高揚と融和に努め、たびたびの非常事態には率先してその任務を遂行した。特に平成17年3月の合併以降は三隅方面隊長として尽力した。
瑞宝双光章 大林育美さん(元長門市消防本部消防長)
昭和47年4月、消防発足に伴い消防士を拝命、以来、中央署小隊長、中央署副署長、警防課長、総務課長を経て、平成21年4月から消防長に就任。常に率先垂範し的確な判断と行動力により沈着且つ冷静に円滑な部隊運用を行い、被害の軽減に努め、内にあっては消防業務に精通し、その卓越した識見と企画力により消防力の充実を図るとともに、和を基調とした諸活動を実施し、管内消防団のみならず地域住民とも一体融和を図り、消防防災体制の強化に努めた。