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「長門・俵山道路」最長のトンネルが開通

ページID:0021752 更新日:2018年2月28日更新 印刷ページ表示
地域住民を中心に約230人が見学に訪れた

地域住民を中心に約230人が見学に訪れた
発破スイッチを押した後、貫通を喜ぶ大西市長と廣川所長
向陽小学校の児童も興味津々
貫通点の前で神事が行われる
平成31年度中の開通を目指して工事が進む「長門・俵山道路」全体の概要も説明された

 平成31年度の開通を目指して工事が進む「長門・俵山道路」において、2月28日(水曜日)に「大寧寺第3トンネル」が貫通し、地域住民や向陽小学校の児童、工事関係者など約230人が見学に訪れました。

 一般国道491号「長門・俵山道路」は、深川湯本と俵山小原をつなぐ延長5.5kmの自動車専用道路です。平成28年11月に貫通した延長194mの「大寧寺第2トンネル」に続き、このたび貫通したトンネルは延長1,873mで、本道路では最長となります。

 深川湯本側から約1,200m進んだ先にある貫通点では、大西市長と国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所の廣川誠一所長が「点火」の合図で発破のスイッチを押しました。坑内に響く大きな音とともに、厚い岩の向こうから光が差し込むと、見学者からは歓声が上がりました。

 式典では、大西市長が「深川湯本~俵山間は、これまで何度も大雨や積雪などにより災害が発生し、交通の難所と言われていました。長門・俵山道路が開通することで経済波及効果も期待され、このたびのトンネル開通は、未来に向けて大きく前進したものと思います」とあいさつ。その後は鏡開きや記念撮影などが行われ、出席者全員で貫通を喜び合いました。

 この日、貫通の瞬間を目にした向陽小学校の児童は「大きな音がして、すごかった」と感想を話し、最後に配布された貫通石(貫通時に発生した石)をうれしそうに持って帰っていました。