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長州黒かしわが初めて海外へ輸出

ページID:0021734 更新日:2018年2月28日更新 印刷ページ表示
初めて海外へ輸出される「長州黒かしわ」

初めて海外へ輸出される「長州黒かしわ」
適度な噛みごたえとジューシーな肉質が特徴でやまぐちブランドにも認定されている「長州黒かしわ」
「海外で提供されることを非常に楽しみにしている」と期待を込める深川養鶏の磯部充利さん
今回輸出されるのは長州黒かしわのもも肉60kg
輸出された長州黒かしわは香港の高級レストランなどで提供される

 2月28日(水曜日)、やまぐちブランドに認定されている「長州黒かしわ」が初めて海外へ輸出されることとなり、商品の出荷式が深川養鶏農業協同組合山口センターで行われました。

 長州黒かしわは国の天然記念物「黒柏鶏」をベースに山口県が開発した県産オリジナル地鶏で、地鶏ならではの適度な噛みごたえとジューシーで上品な味わいが特徴です。今回輸出されるのは長州黒かしわのもも肉60kgで、日本国内の生産者に対する輸出機能構築のコンサルティングや海外での飲食事業を行う株式会社食の劇団を通じ、平成29年11月にオープンした香港の高級レストラン「WA THEATER RESTAURANT」などで提供されます。

 県産農林水産物などの需要拡大を進める「やまぐちの農林水産物需要拡大協議会」と深川養鶏が、長州黒かしわの提供について株式会社食の劇団と協議を進めてきたところ、昨年の10月にテスト輸出を行い、「ジューシーでおいしい」と現地のシェフの評価も高かったことから今回の輸出となりました。

 この日出荷された長州黒かしわは3月8日には香港のレストラン「WA THEATER RESTAURANT」に到着予定で、現地で調理され提供されるほか、株式会社食の劇団を通じて現地のレストランなどにも食材の利用について販売活動が行われる予定です。

 出荷した深川養鶏黒かしわ・地どり推進部の磯部充利さんは「長州黒かしわが初めて輸出され、現地で提供されることを非常に楽しみにしている。日本の食文化も含めておいしく食べてほしい」と期待を語りました。