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10月7日(土曜日)、センザキッチンの敷地内で、大津緑洋高校生徒会が深川養鶏農業協同組合と一緒に開発に取り組んでいる「ケークサレ」の試食会が行われました。
同校では、学校運営に地域が参画する「コミュニティスクール」としての取組の一環として、昨年から地元企業との商品開発に着手。生徒が考案した多数のアイデアの中から選ばれた「ケークサレ」は、フランス料理の一種で、食事として親しまれている塩味のケーキです。今回は、ミニトマトやアスパラガスとともにボイルした長州どりのむね肉を入れ、にんにくやブラックペッパーなどで味付けして仕上げました。
約100個用意されたケークサレは生徒の手で配布され、約30分で終了。同校普通科2年の井町莉菜さんは「試食に協力してもらった皆さんからは『新しい、食べたことがない味』といった声が多かった。長州どりを使った市場にない商品を、という思いで開発に取り組んでいますので、今後さらに磨きをかけて商品化を目指したい」と話しました。