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9月30日(土曜日)、大津緑洋高校水産校舎の生徒による「青海島一周カッター訓練」が行われました。
この行事は、カッターを長時間・長距離漕ぐことによって、生徒の身体を鍛え、協調性や助け合いの精神を学んでもらおうと毎年行われているものです。これまでは荒天によるコース変更で一周が達成できないこともありましたが、この日は青空が広がり、昨年に続く青海島一周に同校海洋技術科の1年生22人が挑戦しました。
校舎前で行われた出発式では、中村彰利校長が「将来、海で生きていくためには、体力とチームワークが大事です。最後まで仲間と全力で挑み、最高の達成感を味わってください」とあいさつ。続いて生徒を代表して、鈴木一颯さんが「仲間とともに一生懸命頑張ります」と力強く宣誓しました。
その後、白潟港に移動した生徒は、オールを持って2隻のカッター船に乗り込み、保護者や教員が見守る中で9時30分に出発。天候も良く、過去最速ペースで漕ぎ続けた結果、生徒は無事に青海島一周を果たし、15時40分に白潟港に帰り着きました。