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それぞれのキャンパスの学習成果を発表~大津緑洋高校学習発表会~

ページID:0020317 更新日:2017年9月27日更新 印刷ページ表示
3校舎それぞれの特色を生かした学習成果を発表

3校舎それぞれの特色を生かした学習成果を発表
廃校舎や空き家を活用し、I・Uターン者を増やして第1次産業とベンチャーが融合するまちづくりの提案を行う
シードリングストーンなどを使ったアカモクの増殖方法について研究発表した水産校舎の生徒
市内企業とコラボレーションして商品開発を行った生徒会の発表
「これからは答えをつくりだす時代」と講評で述べた松浦教育長

 9月27日(水曜日)、平成29年度大津緑洋高校学習発表会がルネッサながとで開かれ、3校舎の全生徒552人のほか、教員や保護者が傍聴する中、日頃の学習活動の成果が発表されました。

 大津緑洋高校は平成23年に大津高校、日置農業高校、水産高校が統合されてスタートし、大津キャンパス、日置キャンパス、水産キャンパスの3キャンパス制で運営されています。各キャンパスの特色を生かしながら連携したキャリア教育を実施しており、それぞれのキャンパスでの学習成果の発表の場として毎年、学習発表会が開催されています。

 発表会では、生徒会の活動や各キャンパスでの学習の成果が発表され、生徒会の発表では、平成28年度に県内の高校として初のコミュニティスクールを導入した大津緑洋高校では地域や社会との協働による活動が行われており、昨年度から継続して行われている市内企業とコラボレーションした商品開発の成果が紹介されました。

 また、日置校舎の発表では「循環型地区産業への道しるべ」と題し、地域資源である竹を活用した家畜飼料開発への取組が紹介され、竹パウダーとアカモクを使ったペレット飼料を与えたところ鶏肉の旨み成分が上昇、県畜産試験場も調査を行うことなどが報告されました。

 発表会を聞いた松浦教育長は講評で「日頃の研究成果をみんなで共有したいという思いが伝わった。グローバル化する社会では、答えを探す時代ではなく創る時代。地域社会に根差した活動を続けてほしい」と述べました。