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9月18日(月曜日)、川床の設置による河川空間の活用や、照明デザインによる夜間景観の演出などの社会実験が行われている長門湯本温泉で「おとずれリバーフェスタ」が開催されました。
このイベントは、河川や道路空間を活用して、飲食店やワークショップ、物販などのブースを並べ、未来の温泉街のにぎわいを体感してもらおうと行われたもので、15時のイベント開始と同時に、家族連れを中心に多くの人が来場しました。
来場者は、コーヒーやパン、やきとりなどが味わえる「あおぞらフードコート」や、道路上や川沿いに設置された体験ブース「ものづくりワークショップ」を巡り、8月にオープンした「cafe&pottery 音」では、店内から川に向かって伸びた置き座でくつろいだり、萩焼深川窯の陶芸体験を楽しむ人でにぎわいました。また、飲食物を持って川床を訪れる人も多く、音信川のせせらぎを間近で聞きながら、癒しの時間を過ごしていました。
夕方からは川辺でライブ演奏が行われたほか、川床や橋、樹木などが照明やキャンドルで彩られ、地域住民や旅館の協力で軒先に設置された「長門提灯」と合わせて温かな雰囲気を演出。幻想的な空間を写真に収めようと、カメラを手に温泉街を巡る来場者も見られました。
長門湯本温泉の社会実験は10月9日(月曜日)まで実施され、その間、10月7日(土曜日)~9日(月曜日)にも「おとずれリバーフェスタ」が開催される予定です。