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9月8日(金曜日)、物産観光センターで、地域旅開発講演会「ながとを楽しむ旅づくり」が開催され、主催した一般社団法人長門市観光コンベンション協会や市内の事業者など約50人が参加しました。
地域旅は、地域が主体となり、観光客にその地でしか味わえない魅力的なプログラムを提供する取組のことです。本市では、市民や企業参加型の新たな観光コンテンツ「長門まち旅コレクション」の実施に向けて、取組が進められています。
この日は、株式会社ジェイティービー国内事業本部観光戦略チームの山下真輝さんが講師を務め、福岡県久留米市で「久留米まち旅博覧会」と題して観光振興に取り組んだ事例を紹介。同市では、地域の生活に密着した体験交流プログラムを設け、住民と来訪者の交流を通じて地域の魅力を発信しています。
講演の中で、山下さんは「まずは地域の宝を発掘して、住民の郷土愛に火をつけ、まちを好きになってもらうことが大事。一人ひとりの郷土愛や行動力こそが地域資源であり、地域のブランドを形づくっていく」と話しました。