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山口県・広島県の知事が俵山を視察

ページID:0020126 更新日:2017年9月6日更新 印刷ページ表示
「COFFEE&ROASTER YAMA」を起業した小坂さんから話を聞く両知事

「COFFEE&ROASTER YAMA」を起業した小坂さんから話を聞く両知事
県中山間移住操業マルシェ事業による創業支援第1号となった「COFFEE&ROASTER YAMA」
俵山ガイド会の先導で古き温泉街を歩く
地域おこし協力隊の中野隊員が有害鳥獣で作るアクセサリー「けものみちプロジェクト」を紹介
温泉閣で知事会議が行われ、両知事による意見交換が行われた

 9月6日(水曜日)、平成29年度広島・山口両県知事会議が長門市俵山の温泉閣で行われました。知事会議に先立ち、村岡山口県知事と湯崎広島県知事が俵山地区の移住者やNPO法人などから活動の取り組みを視察しました。

 広島・山口両県知事会議は、両県の共通する課題などについて認識を深め、両県連携に係る意見交換を行うために開催されており、今回で4回目となります。知事会議に先立ち、村岡知事と湯崎知事は美祢市の秋吉台でサイクリングを体験、「サイクル県やまぐち」の取り組みを視察したのち、俵山地区を訪れました。

 俵山地区では県中山間移住創業マルシェ事業による創業支援第1号となった小坂保成さんが営む「COFFEE&ROASTER YAMA」を訪問。小坂さんの淹れたコーヒーを飲みながら、移住のきっかけや起業の際の苦労などについて意見交換が行われ、小坂さんは「都市部でなく中山間だからこそできることがある」と俵山で起業したきっかけを話しました。

 続いて俵山ガイド会の宮野さんの先導により温泉街を歩いたのち、涼風荘でNPO法人ゆうゆうグリーン俵山の村田保理事長と地域おこし協力隊俵山担当の中野隊員がそれぞれの取り組みを説明。中野隊員からは有害鳥獣を使ったアクセサリー「けものみちプロジェクト」の紹介があり、両知事は鹿の角でできたアクセサリーなどを手に取って興味を示していました。

 温泉閣で行われた知事会議では、働き方改革や生産性の向上、少子化対策などの地方創生の推進、中山間地域の活性化、産業イノベーションの取り組み、魅力的なサイクリングエリアの形成など意見交換が行われ、両県で連携を深めながら取り組んでいくことが確認されました。