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デザイナーからポスターづくりを学ぶ

ページID:0019292 更新日:2017年6月14日更新 印刷ページ表示
アイデアのヒントを教える新村則人さん

アイデアのヒントを教える新村則人さん
深川中2年生を対象に、ポスターのアイデアを生むコツを教える
「さかな」をテーマにどのようなポスターをつくるかアイデアを書き出す
見本になるアイデアをクラスに紹介する新村さん
県内の小中高生を対象にして開催されている「瀬戸内デザイングランプリ2017」

 6月14日(水曜日)、周防大島町出身で東京都在住のデザイナーで、長門市仙崎にオープンする「センザキッチン」のロゴマークをデザインした新村則人さんによるデザインワークショップ公開授業が長門市立深川中学校で行われ、2年生の生徒約100人が授業に参加しました。

 新村則人さんは東京五輪エンブレムの問題を機にデザインのことをもっと知ってもらいたいと、瀬戸内デザイングランプリ実行委員会を立ち上げ、県内の小中高生を対象にしたコンテスト「瀬戸内デザイングランプリ」を昨年から実施しています。今年のコンテストのテーマは「さかな」で、このコンテスト作品を広く募集するため、県内の学校を訪問して授業を行っていますが、今年は周防大島町の浮島小学校に続き、深川中学校への訪問となりました。

 授業では、新村さんから「今あるものをちょっと変化させる」などポスターのアイデアをつくるヒントが事例をもとに紹介され、生徒はポスターづくりの基本とアイデアの出し方を学びました。続いて、「さかな」をテーマにしたポスターのアイデアづくりに取り組み、事前に学習した長門市の魚の種類などの資料を参考にオリジナリティあふれるアイデアをスケッチブックに書き込みました。新村さんは生徒の書き込む様子を見ながら、アドバイスを送ったり、良い作品を紹介したりしてアイデアづくりをサポートしていました。

 授業の最後に新村さんから「アイデアを出すことは、ポスターづくりだけでなく将来さまざまな場面で役に立ちます。現在あるものを変化させるだけで新しい、違うものが生まれることを覚えておいてほしい」と呼びかけました。授業に参加した2年生の柳瀬彩乃さんは「とても楽しかった。夏休みの自由研究などに生かしたい」と感想を話していました。
また、この日は2年生を対象に、デザイナーという職業についてなど講話も行われました。

 新村さんが審査員を務める「瀬戸内デザイングランプリ2017」では山口県内の小中高校生を対象に「さかな」をテーマにポスターを募集しています。

 詳しくは瀬戸内デザイングランプリHP<外部リンク>をご覧ください。