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5月2日(火曜日)、日置の二位ノ浜で、大津緑洋高校日置校舎の生徒による清掃活動が行われました。
この清掃活動は、天然記念物のハマオモト(和名:ハマユウ)を保護するとともに、生徒の環境保全の意識を高めようと、昭和41年から行われているものです。新入生歓迎遠足も兼ねていることから、校舎を出発した約120人の生徒は、会話を楽しみながら約1時間をかけて二位ノ浜に到着しました。
開会行事では、仙崎海上保安部が、清掃の注意点とあわせて、救命胴衣の使い方や沖に流されたときの対応などを紹介。説明を受けた後、生徒は海岸に漂着したごみを拾ったり、ハマユウ周辺の雑草を刈ったりしました。その後、ペットボトルや缶、プラスチック製品やロープなど、集められたごみは分別され、生徒は協力して個数を調査票に記入していきました。清掃活動が終わると、「歓迎焼き肉昼食会」と題して、昼食をとりながら学年を越えた交流を図りました。
なお、二位ノ浜に群生するハマユウは、例年7~8月の海水浴シーズンに見ごろを迎え、白く可憐な花を咲かせるとのことです。