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10月9日(日曜日)、油谷向津具の二尊院周辺にある楊貴妃の里で「楊貴妃 炎の祭典」が開催されました。
このイベントは、中国から戦乱を逃れた楊貴妃が漂着し、亡くなった後に埋葬されたという伝説が残る場所で、日本と中国の友好や地域活性化を図ろうと「フューチャー長門」内の実行委員会により開催されたものです。開会行事では、田立智暁実行委員長が「向津具を元気にしようと、半年をかけて練り上げてきたお祭りです。今日は最後までお楽しみください」とあいさつしました。
6回目の開催となった今回は、向津具小学校児童の「油谷太鼓」、向津具保育園園児のお遊戯がオープニングを飾り、続いてラムネの早飲み大会や、山口大学中国留学生学友会による楊貴妃と玄宗皇帝に扮してのトークショー、楊貴妃○×クイズ大会などがステージを彩りました。会場では、中華点心やイカ飯、かき氷などの露店に加え、炎にくべると楊貴妃に願いが届くといわれる「願い札」の販売も行われました。
午後からは、楊貴妃鎮魂の思いが込められ、愛や美のパワー、良縁に恵まれるという炎の道で「火渡り神事」が行われ、山伏に続いて多くの来場者が火渡りに挑戦。灰の上を素足で歩き、良縁成就や無病息災、日中友好などを祈願しました。