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10月2日(日曜日)、通地区の大越の浜で、日露戦争により命を落としたロシア兵戦没者と、陸軍の御用船だった「常陸丸」遭難者の墓碑周辺の清掃活動が行われました。
この清掃は、最近参拝者が増加傾向にあることから、環境整備を図ろうと通地区発展促進協議会が主催したもので、通地区自治会長会、通まちづくり協議会、通くじら文化を継承する会の会員など計13人が参加。墓碑周辺や参道の草刈り、海岸に流れ着いたごみの収集などに約1時間汗を流しました。
この日、清掃活動に参加した君川歌子さんは「ここは約60年間、毎年清掃を行っている場所で、多くの方に注目してもらえるのは良いこと。あとは参道が良くなってくれれば、より参拝もしやすくなるのでは」と、地域おこし協力隊通地区担当の馬來政成隊員は「最近は県外ナンバーの車を見かけることも増えたと聞いています。こうした活動を通じて、訪れる方を迎える準備を進めていきたい」と話しました。