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9月24日(土曜日)と25日(日曜日)の2日間、三隅から萩市までの約30kmを歩く「第41回清風キャラバン」が開催されました。
昭和50年に催された第1回から今年で41回目となるこのキャラバンは、江戸時代に活躍した郷土の先賢、村田清風が、幼少時代に三隅の自宅から萩の明倫館まで歩いて通っていた逸話をモチーフとしたイベントです。今回は、主催した長門市三隅青年団の団員や浅田小学校・明倫小学校から参加した18人の児童により、約40人のキャラバン隊が結成されました。
村田清風記念館で開会式が行われた後、マスコットキャラクター「清風くん」を先頭とするキャラバン隊は、大西市長や松浦教育長に見送られながら出発。道中では三隅八幡宮で交通安全を祈願し、約3時間をかけて宿泊場所となる宗頭文化センターまで歩きました。参加者は夕食のバーベキューを味わった後、レクリエーションとして村田清風に関するクイズ大会や、スポーツ推進委員の協力により「ペア・リング・キャッチ」「パター・de・ビンゴ」といったニュースポーツを楽しみました。
2日目は、国の登録有形文化財に指定されている「三見橋(めがね橋)」や三見公民館などを経由し、目的地の萩城跡に到着。その後、三隅公民館に移動して行われた閉会式では、参加者に完歩賞が手渡され、万歳三唱で喜びを分かち合いました。