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俵山地区に新たな風を

ページID:0015870 更新日:2016年9月1日更新 印刷ページ表示
俵山地区の新たな地域おこし協力隊員、中野博文さんに委嘱状が交付される

俵山地区の新たな地域おこし協力隊員、中野博文さんに委嘱状が交付される
「地域と一体となって、ジビエ事業を拡大していきたい」と意気込む
「俵山地区に新たな風を吹かせてほしい」と大西市長
今後は、NPO法人ゆうゆうグリーン俵山の支援を受けて活動に取り組みます

 9月1日(木曜日)、長門市役所で、俵山地区の新たな地域おこし協力隊員として着任した中野博文さんに、大西市長から委嘱状が交付されました。

 市では、平成25年度から都市地域の住民を「地域おこし協力隊」として受け入れ、これまでに俵山・青海島・通・向津具・三隅の5地区に計6人の隊員を配置してきました。このうち俵山地区の隊員は今年の7月末に任期満了で退任したことから、このたび公募が行われ、中野さんが新たに配置されることとなりました。

 中野さんは長門市油谷の出身で、以前は東京都板橋区に居住。大学1年生から現在までの20年以上、劇団や芸能事務所に所属しながら演劇活動を行い、現在もフリーで活動を続けています。以前から猟師に興味があった中野さんは、今年6月にジビエの食肉処理販売所「俵山猪鹿工房『想』」が開業したことも受け、俵山でジビエ事業に従事したいという強い思いを持って応募したとのことです。

 今後、自身も狩猟免許を取得するという中野さんは、「猟友会とも連携してジビエの安定供給に向けた取組を進めるとともに、長門のジビエを1つのブランドとして、都市圏にも売り出していきたい。毛皮や骨、角などもアクセサリーなどとして活用し、地域と一体となって発信することで、俵山地区の価値を高めたい」と意気込みました。大西市長は「地域の実情も把握しており、俵山地区に新たな風を吹かせてくれると期待しています。がんばってください」と激励しました。

 受入団体となるNPO法人ゆうゆうグリーン俵山の村田保理事長は「やる気のある人が俵山地区に来てくれて嬉しい。演劇の経験を生かして、地域のイベントでも活躍してくれることでしょう。これから全面的にバックアップしていきたいと思います」と話しました。今後、中野さんは最長3年間の任期で、俵山地区に居住して地域おこし活動に取り組んでいくとのことです。