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8月24日(水曜日)、仙崎の多目的集会所で、海藻「アカモク」に関する研修会が行われました。
この研修会は、学校給食での地場産食材の積極的な利用を通じ、地産・地消に取り組んでいる長門市小中学校栄養士会を対象として行われ、3人の栄養士が参加しました。また、インターンシップで山口県水産振興課を訪れている水産大学校の学生4人も同席しました。
はじめに、山口県萩水産事務所水産課普及振興班の天野千絵主査から、アカモクの生態や収穫の方法などがスクリーンを使って説明され、続いて山口県漁協仙崎女性部の谷村康子副部長から、アカモクの調理方法やレシピの紹介が行われました。レシピは、炊き込みご飯や、魚のすり身と合わせた天ぷら、冷汁などが提案されました。
その後は会場を調理室に移し、参加者はアカモクの可食部を切り取ってゆで、包丁で刻むまでの工程を体験しました。研修を終えて、参加者は「アカモクがどんな特徴を持った海藻なのか、実際に加工を体験することでよく理解できた。今後は学校給食を通じて、子どもたちに栄養価が高いことなどを伝えていきたい」と話しました。