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8月20日(土曜日)、山口県オリジナルかんきつ「長門ゆずきち」初売りPRイベントが、市内2店舗の販売協力店で行われました。
やまぐちの農林水産物需要拡大協議会が認定する「やまぐちブランド」でもある「長門ゆずきち」は、種が少なくまろやかな酸味が特徴の果実です。市内では平成10年に結成された「長門ゆずきちの会」が俵山地区を中心に栽培を行っており、現在は39人の会員が約4ヘクタールで栽培しています。
この日店内に設けられた販売コーナーでは、長門ゆずきちの生果汁入りジュースの試飲が行われたほか、長門ゆずきちの会の会員が直接、来店者へ特徴や使い方などを説明する場面も見られました。
長門ゆずきちの会の杉本健二副会長は「長門ゆずきちのマイルドな酸味は、からあげや刺身、やきとりなどの料理と相性が良く、ジュースや焼酎と合わせてもおいしくいただけます。種も少なく使いやすいため、ぜひ多くの人に使ってもらいたいです」と話しました。
市内で栽培された「長門ゆずきち」は今後、県内では徳山・防府・岩国などの市場に出荷され、販売協力店を中心に販売されます。昨年度の出荷実績は9.4tでしたが、今年度は着果量も多く、20tの出荷が目標に掲げられているとのことです。