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8月20日(土曜日)、「みすゞ燦参SUN2016」の取り組みの一つとである金子みすゞの格子アートが、青海島シーサイドスクエアで披露されました。
これは長門市在住のイラストレーター・尾崎眞吾さんが描いた作品を、縦2m、横12mの大きさでコンテナの両壁に設置したもので、片面には金子みすゞの詩「鯨法会」の一節、片面には金子みすゞのイラストが描かれています。この日は完成を記念して、古田みすゞ燦参SUN2016実行委員長、磯部副市長などがテープカットを行いました。
古田実行委員長は「みすゞ燦参SUNは山口大学と連携して事業を取り組んでおり、昨年はまちなか研究室を開設した。大学生と仙崎中学校の生徒が一緒に研究した中で、金子みすゞ記念館と青海島シーサイドスクエアを結ぶものが必要と提案があり、このたびの格子アートの設置となりました」とあいさつ。コンテナ内部には、この日限定で公開された金子みすゞの関連写真や尾崎眞吾さんのイラストが展示され、作品を楽しむ人で賑わいました。
また、この日は金子みすゞの詩512篇を朗読するイベントも開催され、訪れた観光客や市民が朗読にチャレンジしていました。