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山口県個人住民税協議会が主催する「タイヤロック」の出前研修が8月9日(火曜日)、長門市役所で行われ、滞納整理事務に従事する市の職員や、萩県税事務所の職員など約10人が参加しました。
タイヤロックは、自動車を差し押さえるために、車輪を固定して車を動けないようにするものです。督促に応じない滞納者を対象としてタイヤロックを実施し、その後も納付がない場合は、車両を引き揚げてインターネット公売で売却し、税金の納付に充てることとなっています。
研修では、はじめに講師を務める山口県税務課の職員からタイヤロックの手順や、滞納者への折衝の仕方などの講義が行われ、その後、参加者はロールプレイング形式で一連の流れを学び、実際にタイヤロックの装着を体験しました。
この日参加した職員は「タイヤロックは普段あまりなじみがないため、研修は緊張した。今後、タイヤロックを実施する機会があれば、率先して取り組んでいきたい」と話しました。