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実習船「海友丸」が帰港

ページID:0014108 更新日:2016年3月15日更新 印刷ページ表示
55日間の遠洋航海を終え、帰港した生徒たち

55日間の遠洋航海を終え、帰港した生徒たち
船内で行われた下船式
海洋技術科2年の久我大空さんが代表して感謝の言葉などを述べる
保護者らに迎えられる
マグロはえ縄操業の実習では過去最高となる14.9トンの水揚げが

 3月15日(火曜日)、大津緑洋高校水産校舎の生徒が実習船「海友丸」での遠洋航海を終え、仙崎港に帰港しました。

 同校では、生徒が専門的な知識と技術を身に付け、国際理解を深めるとともに、船舶職員としての資質や人格を醸成することを目的に、平成22年度から長崎・福岡の水産高校と合同で乗船実習を行っています。実習は、1月21日(木曜日)に仙崎港を出港し、ハワイ沖でマグロはえ縄操業の実習、ホノルルで山口県人会との交流会や魚市場見学、えひめ丸慰霊碑訪問などを行う55日間の行程で行われました。

 この日、船内で行われた下船式では、中村彰利校長が「全員が無事に帰ってきたことを嬉しく思います。55日間で学んだことを進路の決定に生かし、今後も大きく成長していってください」と話しました。その後、生徒を代表して海洋技術科2年の久我大空さんが、実習での経験や感想と合わせて、船長や乗組員へ感謝の言葉を述べました。

 このたびのマグロはえ縄操業の実習では、過去最高となる14.9トンの水揚げがあり、仙崎港ではこのうち数本を陸揚げし、同校の海洋科学科マリンフードコースにおいて、平成28年度の製造実習で缶詰などに加工する予定となっています。