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長門湯本温泉観光まちづくりが完成を迎えるにあたり、3月11日(水曜日)、「長門湯本温泉観光まちづくり計画」および「星野リゾート界 長門」開業プレス発表会が開催され、多くの報道陣が取材に訪れました。
3月12日(木曜日)に開業を迎える星野リゾート「界 長門」で開かれたプレス発表界には県内外から50人を超える報道陣が駆けつけ、注目度の高さが伺えました。発表会にあたり江原市長は「観光まちづくり計画策定から3年かけて取り組んできて、いよいよ今月完成を迎えます。温泉街の再生はここからがスタート。新型コロナウイルスの影響で観光産業は苦しい状況にあるが、公民連携して苦難を乗り越え、温泉地ランキングトップ10入りを目指して取り組んでいきたい」とあいさつ。その後、長門湯本温泉観光まちづくり計画の進捗や完成施設の紹介、外湯施設「恩湯」および「恩湯食」の開業、今後の長門湯本温泉全体の魅力づくりと実行するエリアマネジメント法人について、発表されました。
また、星野リゾートの星野佳路代表から星野リゾートの今後の展開の紹介、「界 長門」の三保総支配人から施設の特徴について紹介がありました。「界 長門」は藩主の御茶屋屋敷をテーマとしており、ご当地の文化を体験できるコンテンツとして、萩焼深川窯や徳地和紙など県内の伝統工芸を使った「長門五彩の間」と呼ばれるご当地部屋、県の伝統工芸「赤間硯」を使って書を楽しむ「おとなの墨あそび」、宿泊者以外でも利用できる「あけぼのカフェ」などを備えています。
会見に臨んだ星野佳路代表は「日本の観光が大変な時期だが、開業できたことを嬉しく思う。市や地域、温泉旅館の経営者、外部専門家のみなさんが強い思いで長門湯本温泉街の再生に取り組んでいます。これからは界長門という温泉旅館のサービスを通じて、メンバーの一員として温泉街の再生に向かって頑張っていきたい」と述べました。
プレス発表会終了後は星野リゾート「界 長門」の施設案内や恩湯、恩湯食、竹林の階段など観光まちづくりで整備された場所が報道陣に案内され、今後さまざまな媒体で国内外に発信される予定です。