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通の伝統を受け継ぐ~鯨唄引継ぎ式~

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月28日更新
児童ら20人が鯨唄「祝え目出度」を披露

児童ら20人が鯨唄「祝え目出度」を披露
卒業する6年生から下級生に法被と太鼓のばちを託された
引継ぎが終わり、1年生から5年生だけで鯨唄を披露
「今後も後輩たちの指導をよろしくお願いします」と村田悠成さん
式には鯨保存会のほか保護者など約30人が参加

2月28日(金曜日)、通地区で唄い継がれる長門市無形民俗文化財「通鯨唄」の引き継ぎ式が、通小学校で行われ、全校児童、通鯨唄保存会、地区住民、教職員が参加しました。

 「通鯨唄」は、約400年前に長州毛利藩直営の通鯨組の人々が、全ての集いで唄いならしてきた労働歌であり、祝い唄です。この「通鯨唄」を唄い継いでいこうと同校では、昭和63年から伝承活動に取り組んでおり、平成2年からは6年生が下級生に引き継ぎ式を行っています。

 引き継ぎ式では、はじめに全校生徒20人による鯨唄「祝え目出度」を披露。子どもたちは、鯨への哀悼と感謝の気持ちを表す揉み手を行いながら、張りのある歌声で歌い上げました。その後、卒業する6年生から下級生に法被と太鼓のばちを託されると、1年生から5年生のみでの「祝え目出度」が唄われ、伝統を引き継ぎました。

 最後に卒業する6年生を代表して村田悠成さんが、指導した通鯨唄保存会のメンバーに対し、「学年が上がるに連れて唄に込められた思いを理解することができ、通の伝統というだけでなく、自分たちの宝物になりました。今後も後輩たちの指導をよろしくお願いします」とお礼の言葉を述べました。また通鯨唄保存会の中谷健二会長は、「今日披露された鯨唄はこれまでで最高のものでした。通の伝統である鯨唄をいつまでも後世につなげていきましょう。6年生のみなさん6年間ありがとうございました」と激励しました。

 6年生の村田明穂さんは「一生懸命練習していたので、自信をもって大きな声で唄うことができました。この自慢できる地元の通の伝統をこれからもしっかりと引き継いでいきたいです」と語りました。