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1月5日(日曜日)、長門地方卸売市場で、市場関係者ら約30人が出席して今年の初競りが行われました。
初競りにあわせて行われた式典では、長門大津農業協同組合の小田保男代表理事組合長が「この市場は生産者の所得の確保、地産地消、食の安全保障といった大変重要な役割を持っており、なくてはならない大事な市場です。昨年JAは県一合併し、合併のメリットを活かすためにも改革に取り組み、この市場の運営が良くなるよう努力したい」とあいさつ。
続いて来賓として出席した江原市長は「高齢化や後継者不足など生産者を取り巻く環境が厳しいことは承知している。市ではこれからの地域経済の発展の指標となるものをつくろうとしている。豊富な地域資源や観光資源を活かし、皆さまの意見を取り入れ、市民目線で運営していきたい。また、新しい情報技術を取り入れ、生産性を上げる試みをして一次産業を守っていきたい」と述べました。
この日は、大根や白菜、カブ、トマト、イチゴなど新鮮な野菜や生花、果物が市場に並び、競り人の威勢のいい掛け声が響く中、買い手が競り落としていました。