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旧庁舎にお別れ~長門市役所本庁舎閉庁式~

ページID:0028450 更新日:2019年9月30日更新 印刷ページ表示
市職員や市議会議員らが出席して閉庁式が開催された

市職員や市議会議員らが出席して閉庁式が開催された
「56年8カ月役割を果たした旧庁舎に感謝したい」と大西市長
「多くの思い出があり、万感胸に迫る思い」と武田議長
老朽化が進んだ旧庁舎
昭和41年頃の旧庁舎

 9月30日(月曜日)、長門市役所旧庁舎の閉庁式が市職員や市議会議員ら約100人が出席して、開催されました。

 長門市役所旧庁舎は昭和38年1月に建築され、鉄筋コンクリート造、地下1階、地上4階建て。これまで旧長門市時代から行政の中心としての役割を果たしてきました。しかしながら建物の老朽化や耐震化、IT化への未対応などから建て替えが決定、今年9月2日に新庁舎が開庁し24日からすべての業務を新庁舎で行ってきたことから閉庁式の運びとなりました。

 閉庁式では大西市長が「昭和38年1月に旧庁舎は完成し、それ以降56年8カ月、市の重要な施策や課題を議会とともに決定し、市民にとっても行政の中心としての拠り所としてあり続けてきました。東京オリンピックの前年となる当時、約1億円の建設費をかけて完成。市有林を伐採して半分の財源として活用したそうです。新庁舎も東京オリンピックの前年に完成。建物も市有林を活用しており、何か運命を感じます。大規模災害により、耐震化や防災機能が重視される中、行政機能の集約化などから庁舎を建て替えたが、56年8カ月という長い期間、行政の中心として役割を果たした旧庁舎に感謝をしたい」とあいさつ。

 武田市議会議長は、「昭和38年に建築された旧庁舎は、旧長門市から新長門市の市政の中心的建物として、56年間市民の生活を見守ってきたが、長年の役目を終え閉庁となった。議会も旧議場において、昭和、平成、令和と市政運営の意思決定する厳粛な場として白熱した議論が繰り広げられてきた。多くの思い出がとどまった場所であり、万感胸に迫る思い。先輩方が培ってきた崇高な志を新議場に引き継ぎ、市民に信頼される議会に向けて取り組みたい」と述べました。

 旧庁舎は10月から解体工事に取り掛かり、駐車場として整備されます。