本文
9月18日(水曜日)、公認キャンプで最初の公式行事となるチームウェルカムセレモニーがルネッサながとで開催され、カナダ代表チームのほか、来賓や市民ら約250人が出席して行われました。
赤いブレザー姿で入場してきたカナダ代表チームを公募で選ばれた市民らが拍手で出迎え、セレモニーが始まりました。山口県指定の無形民俗文化財である「湯本南条踊」が保存会によって披露された後、ワールドラグビーリミテッドのガレス・ディビースディレクターが「待ちに待ったワールドカップが始まる。間違いなく特別な大会になります。本大会は皆さんが輝くチャンス。アジアで初めて開催されるラグビーワールドカップを存分に味わい、成功させましょう」とあいさつ。その後、大会出場を称えるキャップやメダルが選手やスタッフに贈られました。
長門市の大西市長は「市民とのふれあいの場を作っていただき、実りある交流ができていることに感謝しています。長門市での滞在を通してコンディションをしっかり高めていただくために精一杯のサポートを行っていくつもりです。初戦のイタリア戦には市民で応援団を組んで、応援に駆け付けるので、好成績を収めることを期待しています」と述べ、記念品交換ではカナダ代表チームから長門市へ記念の盾が、長門市からカナダ代表チームには金子みすゞの詩集の英訳版が贈られました。
カナダ代表チームを代表してギャレス・リースディレクターが、「アジアで最初のラグビーワールドカップにカナダが参加できることを光栄かつうれしく思う。素晴らしい長門市の皆さんのおもてなしをいただき、ありがたい気持ちでいっぱいです」と日本語であいさつし、カナダ代表チーム全員でカナダの国家「オー・カナダ」を斉唱しました。
会場外にもウォークアバウトに参加した市民ら約200人らがカナダ代表チームの出迎えや見送りを実施し、サインをもらったり、記念撮影するなど交流を深めていました。