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女子7人制ラグビーの国内最高峰リーグ「太陽生命ウィメンズセブンスシリーズ」において、長門市の女子7人制ラグビーチーム「ながとブルーエンジェルス」が見事年間総合優勝に輝きました。
6月29日(土曜日)、30日(日曜日)の日程で、同大会第4戦となる裾野御殿場大会が静岡県裾野市運動公園で開催されました。初日の予選プールは初戦の追手門学院VENUS戦を34対0、続く北海道バーバリアンズディアナ戦を26対24で勝利。最後の東京山九フェニックス戦は後半最後までリードを許す厳しい展開となりましたが、ラストワンプレーで見事逆転トライを挙げ、21対17で劇的勝利を収め、翌日の決勝トーナメントにプールA1位で進出しました。
翌日は、1回戦でPTSと対戦する予定でしたが、濃霧のため大会が中止となり、その結果、前大会まで年間総合ランキングで1位に位置していたながとブルーエンジェルスが見事、年間総合優勝に輝きました。
年間表彰式では、チーム全員がステージに上がり、キャプテンのヘーゼル・トゥビック選手が代表してトロフィーを受け取りました。ヘーゼル選手は「トップレベルの大会ができるのは世界の中でも日本だけ。ほかの11チームもいいレベルで、良い戦いができた」と大会の感想を述べました。
また、年間MVPには27トライ、137得点を挙げたながとブルーエンジェルスのタイシャ・イケナシオ選手が選ばれました。タイシャ選手は「日本で4年間ラグビーをプレーしてきて、日本ラグビー協会には感謝しています。ニュージーランドの家族にも感謝したい」と感想を述べました。