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発達障がいを考える会ブルースターの活動が内閣府特命大臣表彰を受賞したことを受け、12月6日(木曜日)、長門市役所で受賞報告会が開催されました。
発達障がいを考える会ブルースターは、平成16年に活動を開始。長門地域では他団体に先駆けて、発達障害児・者とその家族への支援や発達障害に関する社会的啓発活動を通じて、多くの人々に広く理解を深める目的で設立されました。現在は会員数18名で活動されており、活動内容は、公開講演会や研修会、レクリエーションの開催のほかブルースター通信の発行などを行っておられます。過去にはその取組が評価され、平成25年11月には長門市表彰、平成29年10月には地域貢献賞県知事賞も受賞されました。
受賞報告会では、大西市長が「15年の長きにわたり、発達障害に発達障害に関わってこられました。県下の活動の模範となる活動であると思っています。障害者にとって住みよい地域とするためにも、民間の力と行政の力を合わせて共生社会を築いていけたらと思います」と受賞を称えました。その後、伝達者の大西市長から発達障がいを考える会ブルースターの前田和則会長に賞状が代理授与されました。
前田和則会長は、受賞にあたり「私たちにだけでなく、今日まで色々な方に支えていただいて受賞した賞だと思っています。地域で障害を持つ子どもたちのために何かできることがないか考えてやってきた結果です」と話し、今後については「子どもたちを育ててきた経験があるので、子どもの発達障害がわかった親御さんの悩みを聞いてあげて、ゆとりや発散ができたらと思います。当事者と親御さんの居場所になれたら」と語りました。
なお、内閣府特命担当大臣表彰の概要は以下のとおりです。