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12月3日(月曜日)、長年にわたる社会福祉功労により厚生労働大臣表彰を受賞した天野秀雄氏が、長門市役所で大西市長に受賞報告を行いました。
このたび厚生労働大臣表彰を受賞した天野氏は、平成4年8月1日に長門市生活保護嘱託医に就任以来26年にわたり、生活保護における医療扶助の適正な実施のために審査や指導、助言を行ってこられました。また適切な指導や助言によって生活保護担当職員の育成にも尽力され、長門市における生活保護制度の適正な実施・運営に多大な貢献をしたことが評価されました。現在もなお、長門市生活保護嘱託医として生活保護行政に従事され、年間に審査する書類は1,200件にも上ります。
受賞に関して天野氏は「嘱託医で厚生労働大臣表彰を受賞できると知らなかった。身に余る光栄で感謝しております。(生活保護行政に関しては)医学的に診療行為が必要かどうか、診療に係る交通費などが必要かどうかについて審査してきました。働ければ生活保護費の受給の必要がないので、病気を治してできるだけ就業の方向となるよう指導してきました」と話されました。
なお、厚生労働大臣表彰の概要は以下のとおりです。