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11月12日(月曜日)、高齢者交通事故防止に向けたメッセージ伝達式が長門市役所で行われました。
山口県では高齢化が全国に比べて10年早いペースで進み、今後も一段と高齢者の割合が高まることから、高齢者が関与する交通事故の多発が心配されています。このような状況から交通安全山口県対策協議会では11月9日(金曜日)から15日(木曜日)まで高齢者の交通事故防止県民運動を展開しており、その一環として長門市交通安全母の会が「高齢者交通事故防止に向けた会長(知事)メッセージ」を大西市長に伝達することとなりました。
伝達式では長門市交通安全母の会の大嶋禮子会長がメッセージを読み上げ、大西市長に伝達。受け取った大西市長は「伝達をしっかり肝に銘じて交通事故防止対策など講じたい。高齢者の免許証の返上など長門地域ではあまり進んでおらず、デマンド交通などの施策を行うなど取り組んでいきたい」と述べました。
平成30年11月11日時点での長門市内の交通事故発生状況は人身事故27件、負傷者35人、死者2人となっています。死亡事故などは減少傾向にありますが、物損事故が795件と昨年度に比べ多く発生しており、長門警察署では注意を呼び掛けています。