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9月13日(木曜日)、市内海水浴場における水難事故防止に向け、関係者らが集まっての座談会が開催されました。
これは水難事故防止に向け、各分野の専門家や海水浴場開設関係者が集まり、情報共有や意見交換を目的に開催されたもので、市や仙崎海上保安部、長門警察署、海水浴場開設関係者、地元有識者らが参加しました。
最初に今年の海水浴シーズンに市内で起こった水難事故が報告され、事故の状況や原因、海水浴場の現状と課題が話し合われました。なかでも離岸流が多くの水難事故の原因ともなっていることから、仙崎海上保安部から離岸流についての説明があり、「離岸流の流れが速いものではオリンピック選手なみのスピードで沖に流れていく。離岸流に巻き込まれた場合は慌てずに横に逃れてほしい」と呼びかけました。
また、意見交換では市内の海水浴場の管理体制が話し合われ、「管理人はいるが監視員がいない」、「波があるときに海水浴客に対してどういう対策をすればよいか」、「利用者への情報提供できる仕組みが必要」など意見が出されました。
最後に次年度に向けて、離岸流など安全対策についての啓発看板の設置や事故を未然に防ぐための遊泳禁止区域の設定、監視の方策の強化など検討していくことが提案されました。
離岸流について<外部リンク>