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ジャパンラグビートップチャレンジリーグで活躍中のマツダブルーズーマーズによるラグビー教室が、8月18日(土曜日)、俵山多目的交流広場で開催されました。
マツダブルーズーマーズは、広島県安芸郡府中町を本拠地とするラグビーチームで、日本ラグビー最高峰リーグである「トップリーグ」への昇格を目指す「トップリーグチャレンジリーグ」に所属しています。この日のラグビー教室には、市内小学生、広島県府中町ラグビースクール、大津緑洋高校ラグビー部の約50名、マツダブルーズーマーズの選手ら61名が参加しました。
教室は小学生の部と高校生の部に分かれて実施。小学生は、「手つなぎオニ」で体を解したあと、体幹の傾きなどを修正するなどして、足が速くなる方法を学びました。その後、ラダートレーニングやラグビーポールカバーを運ぶことを交えた「キャスクリレー」と呼ばれるトレーニングを行いました。一方、高校生は、マツダブルーズーマーズの選手とともにパスワークやタックルなど基本プレーの動きを確認。また課題とされるブレイクダウン※時の体の効果的な動かし方についても指導を受けました。参加者たちは、プロ選手からの指導を前向きに捉え、消化しようと熱心に取り組んでいました。最後は、マツダブルーズーマーズの選手によるロングパスやキック、ラインアウトなどが披露され、スケールの大きなプレーに参加者たちは、皆魅入っていました。
マツダブルーズーマーズのヘッドコーチで、長門市仙崎出身の大田和成さんは「7月の豪雨災害で、選手たちは5週間ボランティア活動に従事しており、本格的な芝グラウンドでの練習は、今日が初めてです。過去に来た時と比べ見違えるほど環境が良くなりました。クラブハウスは文化に配慮して作られており、日よけも整備されて大変使い易いです。子どもたちには、ラグビーは、社会の縮図が感じられ人生に輝きを与えるスポーツなので、今後に活かしてもらえたらと思います。ぜひトップリーグやオリンピックに出る選手が、このラグビー教室から輩出されることを期待します」と話しました。また大津緑洋高等学校の末次遥人キャプテンは、「今日は基本的な動きの確認をしたが、基本ができないと応用には繋がらない。教室で学んだことを国体予選や花園に活かしていきたい」と感想を述べました。
なお、マツダブルーズーマーズは、9月29日(土曜日)に、俵山多目的交流広場で、NTTドコモレッドハリケーンズと13時にキックオフ。また10月6日(土曜日)には、三菱重工相模原ダイナボアーズと維新百年記念公園ラグビー・サッカー場で13時にキックオフの予定です。
※ブレイクダウン…ボールを奪い合う状態のこと
第3節
日時 9月29日(土曜日) 13時00分キックオフ
場所 俵山多目的交流広場
VS NTTドコモレッドハリケーン
入場料 有料(前売券:一般1,800円、女性1,300円、高校生300円)
※中学生以下は、無料
第4節
日時 10月6日(土曜日)13時00分キックオフ
場所 維新百年記念公園ラグビー・サッカー場
VS 三菱重工相模原ダイナボアーズ
入場料 無料