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山口県オリジナル柑橘である「長門ゆずきち」が収穫期を迎え、8月18日(土曜日)、市内のスーパーなどで販売が開始されました。
長門ゆずきちは長門市を中心に栽培されているすだちやカボスの仲間の香酸柑橘で主に長門市、萩市、下関市で栽培されています。艶のある濃い緑色でゴルフボールよりやや大きめのサイズで、種が少なく搾汁率が30%と果汁も多く、さっぱり爽やかな酸味と香りが特徴です。県内最大産地となる長門市では長門大津農協長門ゆずきちの会が年間15トン程度生産しています。
この日、Aコープ長門店では長門ゆずきちの販売にあわせ、長門ゆずきち果汁と砂糖と水でつくったジュースの試飲が行われました。買い物客は足を止め、ジュースを試飲したり、説明を聞いたりし、長門ゆずきちを買い求めていました。
長門大津農協長門ゆずきちの会の杉本健二会長は「長門ゆずきちは刺身や唐揚げに果汁をかけたり、焼酎などに入れたりすると爽やかでまろやかな酸味があり美味しい。県内では知名度があるが、県外ではまだ知られていないのでこれから知名度を上げていきたい」と話していました。
長門ゆずきちは8月下旬から10月中旬頃まで出荷される予定です。