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8月6日(月曜日)、東日本大震災で被災した宮城県本吉郡南三陸町の歌津中学校と志津川中学校の生徒10名と引率者3名が、7日に行われる市内中学校生徒との防災研修交流を前に、長門市役所を訪れました。
南三陸町との防災研修交流は、平成24年度に長門市の中学生を南三陸町に派遣して以来行われており、南三陸町の中学生が、訪れるのは2回目になります。市内滞在中は、市内中学校生徒との防災研修交流(熟議)のほか、俵山の里山ステーションでそば打ち体験や七重河川プールで水泳体験が行われる予定となっています。
訪問に対し、大西市長は、「災害はいつ起きるかわからない。未曾有の災害に対し、備えていく必要がある。震災を経験された南三陸町の防災知識をしっかりと伝えて欲しい」と語り、また「東日本大震災の後には、金子みすゞの“こだまでしょうか”という詩が全国に広がった。ぜひ金子みすゞの優しさにも触れていって欲しい」と話しました。南三陸町立志津川中学校3年の佐藤倫さんは、「防災で大事なことは、相手の気持ち考え尊重することです。長門市の人々との交流を楽しみにしています」と語りました。
この後、南三陸町の中学生たちは、金子みすゞ記念館を見学し、俵山里山ステーションで民泊先との対面式をするプログラムが設定されています。