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5月17日(木曜日)、平成30年度長門市戦没者追悼式が、ながと総合体育館において行われました。
これは、先の大戦の戦没者に対し、追悼の誠を捧げるために毎年行われているもので、式典では約240人の遺族および関係者が出席しました。式では、国家斉唱の後、戦没者英霊に哀悼をもって黙祷が捧げられました。
続いて大西市長が「数多の尊い命が失われた先の大戦からはや73年の月日が過ぎました。故郷や最愛の家族を思いながら命を失った戦没者を思うと、今もなお尽きることのない悲しみが込み上げてきます。この悲しみの歴史を二度と繰り返さないため、戦争の悲惨さを未来へ語りつぎ、希望に満ち溢れ、健康で心豊かな社会を作ることは、私たちに課せられた重要な使命であります。」と式辞を述べました。
追悼の言葉が述べられた後、参列者は順番に生花を祭壇に献花し、手を合わせ戦没者の冥福を祈りました。式の最後には、長門市連合遺族会に33年間携わっている同会長の花岡久雄さんが「長門市連合遺族会は、戦争の悲惨さを生涯に渡って子々孫々まで伝えていかなければならない運動を展開しているが、皆高齢になり、社会も大きく変わり、伝えていくには大変な時代になった」と述べました。