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3市合同で防災図上訓練

ページID:0010965 更新日:2016年1月15日更新 印刷ページ表示
関係機関が情報を共有する

関係機関が情報を共有する
11機関から約100人が参加
第1回災害対策本部会議で状況報告が行われる
地滑りによる家屋損壊において、派遣要請を受けた陸上自衛隊
下関市長からお礼の電話を受ける大西市長
 1月15日(金)、ラポールゆやで「平成27年度長門市・下関市・美祢市合同防災図上訓練」が行われ、市、消防本部、陸上自衛隊第17普通科連隊、仙崎海上保安部、長門警察署など11機関から約100人が参加しました。 図上訓練は、統制班から実際の災害時に近い想定状況を記載したカードが配布された後、参加者がさまざまな災害状況を分析・判断し、活動方針を決定する実践的な「意思決定訓練」です。訓練を前に、大西市長は「いつどこで発生してもおかしくない災害に備え、訓練とはいえ緊張感を持ち、関係部署・機関の連携を密にして取り組んでください」とあいさつしました。 今回は、大雨・洪水警報、雷注意報が発表され、時間雨量50mm以上の非常に激しい雨が継続すると見込まれている状況を想定して訓練を開始。市内各所で土砂崩れや浸水被害などが発生し、通地区・川尻地区が孤立したほか、掛渕地区では地滑りにより家屋が損壊し、住民の安否が不明となる事態となりました。 訓練開始から約1時間後、大西市長を本部長とする第1回災害対策本部会議が行われ、状況報告と今後の方針などが話し合われました。その後、孤立地区へ仙崎海上保安部の巡視船が出発、家屋損壊の現場へは陸上自衛隊が派遣されるなど、関係機関が協力して対応を進めました。また、下関市から長門市へ応援要請があり、無事に救助活動が終了すると、下関市長からお礼の電話があり、大西市長は「この災害を乗り切れるように、お互いがんばっていきましょう」と答えました。 約2時間の訓練が終わると、検証会が行われ、各部署・機関から「情報が本部に集中しきれていなかった」「雨量から事前に予測をして、人員が不足する場合は早期に応援要請を」などの意見が出されました。