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「幻の高級魚」の稚魚を放流

ページID:0010475 更新日:2014年11月21日更新 印刷ページ表示
「大きくなってね」と稚魚を放流

「大きくなってね」と稚魚を放流
キジハタの成魚に触ってみる
放流されたキジハタの稚魚
一斉に放流
稚魚と触れ合う園児
 11月21日(金)、「幻の高級魚」と呼ばれるキジハタの放流が久津漁港で行われました。キジハタは、大型のもので全長約60cm、体重約3kgになる魚です。大変おいしく、その上生命力が強いため活魚取引にも向いており、昔から非常に高値で流通しています。現在、長門市では、油谷湾にキジハタの育成礁を使ってキジハタの増加に取り組んでいます。  放流したのは、近くの向津具保育園の園児10人で、4ヵ月で8センチほどに育ったキジハタの稚魚約500匹を久津漁港の岸壁から小さなバケツを使って放流しました。園児たちは、「大きくなってね!」と言いながらバケツに入った稚魚を海に放流しました。  この放流は平成18年から始まっており、主催した山口県水産研究センター外海研究部では、キジハタの増加のため、釣り客などの全長30センチ未満の小型キジハタの採捕を禁止し、資源管理に取り組んでいます。