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長門農山漁村女性のつどい

ページID:0010474 更新日:2014年11月20日更新 印刷ページ表示
会場のようす

会場のようす
あいさつする木村会長
事例発表する篠原さん
事例発表はスライドを使って分かりやすく説明
会場後部には事例が展示
 11月20日(木)、農山漁村の女性が組織や地域の一員として取り組む実践活動の事例発表などを通じて地域での活動を活性化させようと、平成26年度長門農山漁村女性のつどいがルネッサながとで開催されました。    この日集まったのは、農山漁村女性、営農組織、関係機関から全部で約130人です。冒頭、主催者の長門農山漁村女性団体連携会議の木村ひろみ会長が「高齢化の進展や若者の流出、貿易自由化などにより、地域での農山漁村の環境は厳しさを増しています。そんな中、私たちは地産地消に取り組んでおり、食のワークショップなどの各種イベントに参加しながら、情報発信に取り組んでいるところです。時代が変わり、私たち女性の能力を発揮する機会が増えている中で、その役割をしっかり果たしていくことによって、次世代へ伝統文化などをつなげていけるようになると思います。今日はいろいろな事例発表もありますので、実りの多い会になるようによろしくお願いします」とあいさつ。    続く事例発表では、市内3グループの代表者がその活動状況などについて説明しました。このうち長門市生活改善実行グループ連絡協議会の篠原芳江さんは、自身が所属する親和会の活動について話しました。親和会は、農村の混住化や転作、農業や農村暮らしの継承などの問題に直面した昭和45年に婦人会を母体に発足しました。野菜の栽培技術の習得や共同出荷、加工技術の習得などに取り組んだ後、昭和50年代には、郷土料理、特に地域でかつて食べられていた「とりめし」を復活させ、調理法などの技術確立や伝承を開始しました。現在でもレシピ集を作ったり、料理講座で指導を行ったりしています。篠原さんは「若者が帰ってきたくなるような実践活動をしていきたい」と話しました。    その後、下関市内日地区で6次産業に取り組む企業組合うつい工房の事例発表が行われた他、会場には各団体の活動状況が展示され、来場者は熱心に見入っていました。